中小企業診断士試験の概要
中小企業診断士は、中小企業支援法に基づき経済産業大臣にから与えられる国家資格であり、社団法人中小企業診断士協会が試験を主催します。試験は、一次試験の筆記、二次試験の筆記、口述からなります。受験資格は一次試験は特に設けられていませんが、二次試験は一次試験合格者のみが受験できます。
一次試験はマークシート方式で試験科目は経済学・経済政策と財務・会計、企業経営理論や運営管理( オペレーション・マネジメント )、経営法務 、経営情報システムそして中小企業経営・中小企業政策の7科目で各100点の700点で、総得点の6割以上が合格のボーダーラインとなります。ただし、1科目でも40点を下回ると合格できません。更に二次試験の筆記は、中小企業の診断及び助言に関する実務の事例 IからWの4科目が試験科目となり、1科目100点ずつの400点満点で、合格基準は一次試験と同じです。また、次の二次試験口述試験は、筆記試験合格者が進める試験で、中小企業の診断及び助言に関する能力について、筆記試験の事例などを元に、受験者一人ずつ面接方式が行います。一人あたり10分の時間配分で、合格するには割以上の得点が必要となります。
試験のスケジュールとしては、一次試験は願書の配布が5月上旬から6月上旬、願書の受付が5月下旬から6月上旬、試験日は8月上旬の土・日の2日間で、合格発表は9月上旬となります。更に、二次試験の筆記は願書の配布が8月上旬から9月中旬、願書の受付が9月上旬から9月中旬、試験日は10月中旬の日曜日そして合格発表は12月上旬です。更に二次試験の口述は12月中旬の日曜日に実施して、最終的な合格発表は12月下旬となります。
そして中小企業診断士試験の合格率ですが、一次試験は15パーセントから25パーセントと年によって開きがあり、二次試験は20パーセント前後となっていますが、一次から二次までの最終的な合格率となると5パーセント程度とかなり低く、難関な資格試験であると言えます。中小企業診断士の資格試験は2006年に改正され、新制度となりました。今までは科目数が8科目でしたが、新制度では7科目に減り、一次試験に科目合格制の導入され、翌2年間は合格した科目が受験免除になるように変更したことにより以前に比べると合格率は上がっていると言われています。性別で見ると男性がほとんどで女性は10分の1程度と、男性が占める割合が高く、年齢で見ると30代、40代の受験者が最も多いのが特徴的です。
経営などに関する専門的な知識やスキルが問われるので、独学で資格取得を目指して見事合格しているとう人も中にはいますが、やはり難しく時間もかかるので、専門スクールなどに通って試験対策をする人がほとんどです。また、合格までに早い人でも1年ぐらいはかかりますが、社会人として勉強しながら資格取得を目指して転職したり、スキルアップをするという人が多いようです。
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